カプコンが発売したPS2用ゲームソフトシリーズの名称。本項で詳述する。
およびその作中に登場する、鬼の力を持つ者の総称。
鬼のように荒々しい武者(武士)のこと。
源頼朝の幼名。
ザッハトル イレギ センス トラン アセム パッチャー スボタ キノン オキシライドト スモッキ けご ミント メタル チェーン ターダム ショーロ サドル キッザニ サーチシー マルタ デスマーチ インターン エーゲ海 モンキ ラムハサ さつまいも リンカーン さわらび ほうおう えんどう じょう シンチ バーゼル スピン ラテライト 寒椿 チャモロ ゆうが ノルデ スコープ ヒレニ ファージ ジグソ デッキ リクス アルル フェイジョア エーカー 有頂天外 トチノキ
『バイオハザード』のエンジンを使用したアクションゲームとして、当初プレイステーション用ソフトとして開発が開始されたが、PS2の発表を受けてハードを移行。その後はPS2のデビューコンテンツのひとつとして開発され、PS2用ソフトとしてミリオンセラーを達成した。
実在の人物(金城武)をCGキャラとしてゲーム主人公にした(顔のモデルだけでなく声優・モーションアクターも担当)。
「鬼武者」のオープニングムービー(佐藤嗣麻子監督)では「シーグラフ2000」(アメリカで開催されるコンピュータグラフィックスの大会)最優秀賞を受賞。「鬼武者3」のオープニングムービー(山崎貴監督)では「シーグラフ2004」Electronic Theaterで入選を果たした。
キャラクターが苦笑するなど微妙な表情まで再現されたそのクオリティはシリーズを重ねるごとに高まり、『鬼武者2』では故人の松田優作、『鬼武者3』では金城武に加え、フランスの俳優ジャン・レノがモデルとなった。
当初は三部作完結の予定だったが、続編の要望が強かったため[要出典]、『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』が続編として製作された。
映画の製作が決定している。監督は「モータルコンバット」「サイレントヒル」のクリストフ・ガンズ、主演はゲームと同様に金城武。2008年2月に中国で撮影開始予定。
鬼武者シリーズ
メイン作品
鬼武者 (2001年1月25日、PS2、PC)
鬼武者 MEGA HITS! (2001年12月20日、PS2、第1作を低価格化。)
鬼武者 PlayStation2 the BEST (2005年3月10日、PS2、第1作を再低価格化。)
鬼武者2 (2002年3月7日、PS2)
鬼武者2 MEGA HITS! (2002年12月12日、PS2、第2作を低価格化。)
鬼武者3 (2004年2月26日、PS2、PC)
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS (2006年1月26日、PS2)
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS PlayStation 2 the Best(2006年10月19日、PS2、第4作を低価格化。)
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS PlayStation 2 the Best(2007年11月15日、PS2、第4作を再低価格化。)
関連作品
幻魔 鬼武者 (2002年2月22日、Xbox 第1作のバージョンアップ版。)
鬼武者 逢魔之章 (2002年9月18日配信開始、携帯電話用Javaアプリ(現在はS!アプリ))
鬼武者 逢魔之章 (2003年5月6日配信開始、携帯電話mova504シリーズ専用iアプリ(現行の上位機種にも対応))
鬼武者タクティクス (2003年7月25日、ゲームボーイアドバンス)
鬼武者 無頼伝 (2003年11月27日、PS2、多人数対戦型ゲーム)
鬼武者3 (2005年3月店舗設置開始、パチスロ機)
鬼武者 SPECIAL BOX「密書完結」 (2004年12月22日、PS2 鬼武者1・2・3と攻略本のセット。)
鬼武者 からくり幻魔城 (2005年1月11日配信開始、携帯電話用アプリケーション)
新 鬼武者 Curtain of Darkness (2005年11月11日、配信開始。携帯電話FOMA902iシリーズ専用iアプリ。)
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS THE STORY (2006年7月26日、DVD発売)
タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES (2008年、Wii・アーケード)結城秀康が「灰燼の蒼鬼」名義でプレイキャラとして登場
他社作品
SNK VS. CAPCOM カードファイターズ2 EXPAND EDITION (2001年9月13日、ネオジオポケット) - 明智左馬介秀満とかえでがキャラクターカードとして登場している。
シリーズ内容
鬼武者
戦国の世に突如現れた怪物・幻魔と幻魔に滅ぼされた鬼の一族より鬼の篭手を与えられ鬼武者となった明智左馬介の戦いを描いた作品。途中鬼の力の宿った「龍玉」と呼ばれるアイテムを入手し、新たな武器を得ることが出来る。龍玉は封印された扉を開くのにも用いる。「戦国バイオ」と称されるほど操作感などはバイオハザードに近い。キャッチコピーは「空前絶後のバッサリ感」。また、翌年にはステージギミック等を追加したXbox版「幻魔 鬼武者」が発売。こちらのキャッチコピーは「バッサリ感×バッサリ感」。
龍玉にはそれぞれ別な必殺技があり、また龍玉・刀剣共に幻魔を倒した際に入手できる魂を使い強化出来る。
ゲーム中、キャッチコピーやタイトルから分かるように主となる武器は刀なのだが、火縄銃・弓矢といった遠距離武器も使用が可能である。また、途中二度ほど左馬介の相棒でくノ一であるかえでと操作が交代する。
クリア特典として、掟破りとも言える次回作品(鬼武者2)の予告が収録されていた。
発売当初、メディアでは侍が鬼を斬るゲームとして紹介されることが多かった。現在でもゲーム関連史を除くメディアで本作を紹介する際、幻魔は“異形の魔物”と紹介される。
鬼武者2
明智左馬介と幻魔の戦いから10年後が舞台。主人公は柳生十兵衛となっている。鬼の力は鬼の一族から授けられたのではなく、鬼の一族(=柳生一族)の末裔として初めから鬼の力を持つという設定。新たな力を得る際には龍を模した祠より入手する。必殺攻撃に「鬼戦術」という呼び名が付いた。
前作ではプレイヤーキャラは二人だったが今回は四人の仲間と交代しながら進む事ができ、合計5人を操作できる仕様となっている。キャッチコピーは「愛と哀しみのバッサリ感」。テーマソングは布袋寅泰の「RUSSIAN ROULETTE」。ちなみに初回プレス版にはこの曲のPVが映像特典として収録されていた。
交代するか否かはそのキャラの好感度によって変化し、一定の場面で普段起きない何かしらのイベントが起き、十兵衛が動けなくなった場面で交代する。その為遊びの幅がかなり広がった反面、アイテムの入手や買い物とそれに伴う資金集めが必要になるため、プレイ時間が長くなる事になってしまった。しかし、しっかり交流をしキャラクターとの好感度が高い場合、ボス戦時等に援護に現れ強力な戦力となってくれる。
今回もクリア特典として次回予告(鬼武者3)が入っていた。また他のクリア特典として黒のスーツにシャッポ姿の松田優作を操るミニゲーム「黒いスーツの男」が楽しめる。
鬼武者3
時代設定は本能寺の変が起こる天正10年(1582年)と2004年のフランス・パリ。物語は、明智左馬介が明智光秀と共に本能寺で織田信長を討とうとする所から始まる。左馬介は本能寺で信長と対峙するが、突如時のねじれが起き、左馬介は2004年のパリへと飛ばされてしまう。2004年のパリでは突如として幻魔が出現し、市民に襲いかかる。フランス軍の特殊部隊に所属するジャック・ブランは幻魔に立ち向かうが、突如時のねじれが起き、左馬介と入れ代わるように本能寺の変前の日本・比叡山へ飛ばされてしまう。明智左馬介とジャック・ブラン、双方共に違う時代に飛ばされ、その原因となった織田信長を討つために立ち向かう。
幻魔に改造され復活した蘭丸が未来の左馬介の前に、左馬介に敗れる以前の蘭丸が戦国時代のジャックの前に現れるなど、“時の交錯”を意識したストーリーとなっている。そのお互いに違う時間を、阿児という小さい烏天狗の少女が行き来することによりストーリーが進行していく。ちなみに阿児の能力で言葉の壁が無くなり、日本語が共通言語となっている。
シリーズ恒例の交代パートでは、ジャックの婚約者でフランス陸軍所属のミシェル・オベールを操作する。また、物語中盤には徳川家康の家臣である本多平八郎忠勝が登場。本編をクリアした後は、鬼特典という項目で本多平八郎忠勝を操作するミニゲームをプレイできる。 また、必殺技として「戦術殻」の呼び名が再び登場。 ジャックの場合は「戦術輪」となっている。呼び名が異なるのは、鬼の篭手に装着する鬼の力を封じ込めたものが、左馬介は「珠」、ジャックでは「輪」とそれぞれ異なることに由来する。
鬼武者の時代より23年後の時代設定となっており、左馬介は40代後半でありながら1作目の時とほぼ変わらない容貌をしているが、それは鬼の力によって若々しさを保たれているからだとされている。
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS
豊臣秀吉が天下を統一した後の慶長3年(1598年)が舞台。主人公は結城秀康。さらに、「2」の主人公である柳生十兵衛の孫の柳生十兵衛 茜が登場するなど、シリーズ全体の繋がりをより意識したものになっている。オープニングテーマは浜崎あゆみの「Startin'」。キャッチコピーは「ズババババッサリ感」。
今作品は前三作からの多くの点が変更された。その一つがキャラクターが使用する武器である。前三作品のキャラクターが使用する武器は平均して五つほどであり、隠し武器などを含めて「鬼武者3」の主人公、明智左馬介の10個であった。しかし今作品では一人あたりの取得武器が30個超と大幅に増加された(武器一覧の項も参照のこと)。更に武器レベルも過去最大が3だったのに対し今回は最大レベルが10。防具に至っては最大レベルが100と、やり込み度が上がっている。その他にも「鬼武侠」と呼ばれる本編中随所に挿入されるミニゲームの追加、一閃システムの変更、コマンドの入力によって技を発動する、従者との協力プレイによって攻略する「従者システム」、「戻り移動」によって以前プレイしたステージに戻り、入手できなかったアイテムを入手できるなどやり込み要素も多い(コマンド入力による技発動は「2」を、協力プレイによる攻略は「3」のそれを昇華したと言う点も注目である)。
その反面、武器のレベル上げが面倒、武器の増加による能力の“かぶり”、従者の変更による攻略が面倒と言った批評もある。また、レベルアップによる武器の形状、鬼戦術の変化がない点においても賛否が分かれる。 そして最も批判が大きいのが一閃が必殺技ではなくなったことである。今作では武器によって一閃の威力が大幅に上下する上、複数の敵を巻き込めなくなっている。
しかし一閃システムの変更に伴う一閃の発動のし易さと連鎖も容易な点は鬼武者の「バッサリ感」を体現させる爽快感、前述したシリーズ全体の繋がりを意識したキャラクター設定、最終決戦のボリュームには定評があり、シリーズの集大成とも言える作品として仕上がっている。
鬼武者
明智左馬介秀満(キャプチャーモデル・声:金城武)
本作の主人公。明智光秀の甥。さらわれた従姉妹の雪姫を追って稲葉山城へと向う。
その途中、鬼の一族により鬼の篭手を授けられ、鬼武者としての運命を辿ることになる。
かえで(声:高森奈緒)
左馬介の相棒として共に旅をするくノ一。
もとは左馬介暗殺に差し向けられた伊賀の忍だった。
雪姫(声:岡村明美)
斎藤道三の娘。左馬介の従兄妹。
稲葉山城の異変にいち早く気づき、左馬介に救援を乞う。
夢丸(声:津村まこと(1)、岸祐二(無頼伝))
さらわれた雪姫を救出しようと奮闘する少年。
先の合戦で両親を亡くした際に拾い育ててくれた雪姫を実の姉のように慕っている。
のちの前田慶次郎利益であり、『鬼武者無頼伝』では前田慶次郎として成長した姿で登場している。
織田信長(声:大塚明夫)
尾張を所領とする戦国大名。桶狭間の戦いで討死にするものの、幻魔と契約を結ぶことによって復活。
それ以降、冷酷で惨忍な振る舞いが目立つようになる。
木下藤吉郎(後の羽柴、豊臣秀吉)(声:大川透)
百姓出身の信長の腹心で後の天下人。織田軍で信長と幻魔の関係を知る唯一の人間。
弱肉強食を世の理と考えている。
みのおやじ(声:浜田賢二)
ミノムシのように天井からぶら下がった蓑に入った謎の人物。稲葉山城の詰所と枯れ井戸に出現し、主人公を魔空空間へと連れて行く力を持つ。
鬼の篭手を人間界に出現させるきっかけを作った。
鬼の一族(声:永井一郎)
左馬介に鬼の篭手を授けた人物。実体は無く、魂のような形で登場した。